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Monday, June 9, 2014

From CGNY Speedy J interview. CGNY Friday, 09 May 2014 より。Speedy Jの インタビュー

Detroit で素晴らしい演奏を行ったSpeedy Jです。友人のサイトよりご紹介します。

待ちに待ったSpeedy J aka Jochem PaapのインタービューCGNY featureです。



CGNY:これだけは今回あなたに伝えたいと思ったけど、あなたは世界中で一番好きなDJだわ。本当にあなたの長いセットが大好きで、私をフォローしている皆は知っているわ。今回本当にインタビューができて、とても光栄です。まだあなたも演奏を楽しんでいるわよね。何がきっかけであなたはDJを始めたの?

SJ: どうもありがとう。僕がDJを始めたのは80年代と 90年代の初めだ。僕はもともと、絵を描いたりグラフィックアートに興味があった。
音楽にヴィジュアルの見解からアプローチした。
80年の後半のあるポイントから、僕はターンテーブルやDJミックスなどに引き込まれた。初めのヒップホップだった。 僕は2つのターンテーブルを買って、演奏を始めたんだ。

そしてその頃オランダで行われていた、すべてのコンテストなどに関わっていった。
そこからSpeedy J名前が出来たんだ。僕はラッパーのバンドにも入っていてヒップホップのアクトをしばらくしてた。

僕らは小さな活動をしていたけど、そのカルチャーには興味を持たなかった。でも僕は本当にその音楽が好きだった。
あるポイントでターンテーブルでできることは、とても限りがあると気づいたんだ。

そして僕はドラムマシーンや、テープデッキなどを購入し始めたん。その時から少しづつプロダクションに傾いていった。

80年の終わりにDetroit や Chicago のレコードレーベルが出てきて、 その時“これが僕がしたいことだ”って思ったね。
僕は本当にびっくりした。その頃にはなかったもの、全く違うものだったから。僕はすぐにそれらのサウンドをつかんだ。そしてその音にフォーカスし、僕自身のツイストを加えて、レコードをリリースし始めたんだ。こうして始まった。


CGNY: あなたのレーベルElectric Deluxe は立ち上げてから何年になったの?

SJ:4/26に 6 年のアニバーサリーの大きなショーを僕のホームタウンのロッテルダムで行った。

CGNY: そうだったわね。ベンクロック(Ben Klock)と一緒に?

SJ: そう、それだ。

CGNY: それぞれのプロデューサーがそれぞれのレーベルを立ち上げるというのは自然な進歩になっているけど、みんなってわけでもないわね。

ではあなたのレーベルはどういった考えを元に設立されたの?名前はどこからとったのかしら?

SJ: 2008 年にElectric Deluxeというトラックをリリースしてね。
その名前は実は Electro Harmonix のFlanger エフェクトペダル、Deluxe Electric Mistress Deluxe から来ている。ランダムな名前だけど、ナイスリングを鳴らしたからね。

CGNY: そうね!

SJ: 実はイベントから始まったんだ。僕はいろんなパフォーマーと一緒に演奏し、とても多くの違うコンテキストを持ったプロモーター達と、一緒になって気がついたんだ。プロモーターやクラブは時々パフォーマンスアートや、ライナップの順番を理解していないんだなとね。

もちろん、幾人かは理解してる。時々彼らはDJや有名な人を招待する。フライヤーにはとてもよく映るし、チケットも売れる。でも彼らは音楽のつなぎ方や、どういう風に全てのDJ達を集めてそのイベントがフローするのかについて本当に考えていない時がある。

もう少しフローや多くの努力をして、すべてのアーティストたちのことを考え、イベントを行えば、アーティストたちの評価も変わるし、観客の経験も、その夜すべてが素晴らしいものになりうる。

だから僕らは、アムステルダムのレジデンツのMilky Wayでイベントをスタートさせたんだ。そこから作り出した。オランダの他のクラブでも初め、他の国でも探検しだした。

今では世界中に広がり、フェスティバルのステージをホストしたり、プリパーティなど、すべてを行ってきたね。

CGNY: 私たちは本当にのニューヨークとデトロイドのthe Electric Deluxe nightsを楽しみにしてるわ。

FB でこのイベントをポストすると本当に多くの人が興味を示したわ。このラインアップは本当にインターナショナルに素晴らしいわ。
ローカルのタレントでVerboten のお気に入りのBrad Millerも含めてね。今年のNYCベストラインアップだわ。どのようにしてまとめ上げたの?スケジュールとか多くのDJ をまとめ上げるのは大変そう。

SJ: そうだね、少しプランニングに時間がかかる。でも僕らには大きなDJリストがあるから、僕たちのイベントにのコンセプトやバイブにフィットするリストがね。
時々、僕らはそのあたりにいるDJというのが理由で彼等を招待する。Oscar Muleroはそうだね。簡単な理由だけど、僕たちは彼がDetroitで次の日に演奏するのを知っていたし、USに来ることはすでに決まっていたからね。彼は最近僕のポットキャストのエピソードにも参加したし、これはSubjectedも同じだ。彼もデトロイドが決まっていたからね。

そして Brendon も。もちろん彼はNYに住んでいるという理由だ。すべて結構簡単にまとまったね。僕らは多くのコンタクトを持っているし、多くの人がリストに名前を連ねている。たまに多くの努力をそのイベントに費やす時もある。パズルをうまく組み合わせるようにね。

CGNY: デトロイドではLucyとZeitgeberとして演奏するのね。初めてUSでZeitgeberとしての演奏ね。

SJ: そうだZeitgeberとして初めてだ。

CGNY:デトロイド Movement フェスティバルでで演奏することはどのくらい好き? このフェスティバルはアメリカで唯一のテクノのイベントだわ。

SJ: そうだね。このフェスティバルではUSで唯一、人々が努力して旅してきていると、僕も感じている。その週末に1年に一度デトロイドの景色が、いろんなシティから集まってきた人々で作られる。
そしてそれらが君の音楽なら、そこは君のいるべきところだ。僕はそこで演奏するのが本当に大好きだ。

CGNY: ではあなたのElectric Deluxe podcast について。それらは少し様子が違うわ。あなたがDJ達にいつも彼らが演奏するものと違うマテリアルをお願いと注文するの?
例えば、最近Derek Plaslaikoのセットを聴いたけど、なんて素晴らしい興味深いトラックを彼が演奏するのかとおもったわ。
どのようにして、そのようにEDX podcast ができあがったの?

SJ: すでに多くの素晴らしいテクノのポットキャストがその頃にはあったし、僕には僕のアーティストとしての見方があったから、ファンベースで一緒に作業するようなプロファイルで決めた。

すべてのテクノのファンは、皆クラブに行き、同じようなルーティンを行う。しかし家に帰ってみると多くが、とても広いレンジの音楽を楽しむ。そしてもちろんポットキャストは家や、オフィスや車で楽しむものだ。だから、このポットキャストは本当に違う側面を見せるチャンスだ。

アーティストにいつも言うのは、アーティストが本当にインスパイヤーされたもの、彼らのキャリアに多くの影響を受けたもの、でもクラブで一度も演奏したことがないものをポートレイトとして作ってほしいと。

彼らの大好きな音楽で、その音楽が彼ら自身をアーティストとして語るもの。皆それぞれの返答は違う。知っている?幾人かはためらったり、それともすべてをさらけ出したり、それとも全然違う方向だったり、そしてほかの人は彼らの違う部分を見せる大きな機会でチャンスでもあると考えたりとね。

僕は興味深いと思うね。そういったアーティストたちがどの様なコンテキストを持っているとか、どこから来たのか、バックグランドとか、彼らの影響が見れるのが楽しみだ。
時々、そのアーティストについて、ピクチャーが明確になったりとかね。

そして同じくリスニングエクスペリメントがその時のキャリアにつながってなくても、作られる時間は―とてもタイムレスだ。

いつでも戻って古いキャストを聴くことができる。なぜならそれらは新しいリリースなどにつながってないからね。

オーディアンスにとってのリスニングの儀式になることを強調している。そには驚きと、発見のエレメントがある。

僕はいつも、そのように音楽にアプローチしている。僕はいつも何が起きるか分かるような音楽は聞こうとしない。

時々何かをつけたり、そのまま何か起きるのまったり、好きなものを見出したり。僕はこの方法はアーティストにも、オーディアンスにもうまく機能しているとおもう。

CGNY: あなたの長時間のセットには切迫したセンスが見れるわ。もしかして何かが始まる、もうすぐに、という感じでね。DJとして、どのようにいつもモーメントを作り上げて、また長時間どのようにして興味深い演奏を長時間するのかしら。

あなたのエナジーと、興味、そしてオーディアンスと共に。
何か決まったフォームみたいなものもあるの?それとも、いくつかのあなたの演奏したいトラックを単純に集める?
それとも長時間のセットと短いセットとのアプローチの違いとかあるのかしら。

"When I’m having a good time, the audience will as well!"


SJ: ロングセットだと、少しのプランニングですむけど、もしも短いセットを行うなら、例えば2時間とか―フェスティバルなどはよく考えるね。その2時間の間に完成させたものを観客に届けなければいけない。観客が僕らに期待するようにね。

パフォーマンスがもっと大事になる。長いセットだと、ジャニーだ。何でも好きなようにできる。普通長時間のセットだと、その前に演奏する人はいないし、後にもいない。

基本的にその部屋を一晩中もっているのと同じで、どの方向でも進める。だから僕にとっては長時間のセットは気が楽なんだ。そこに行って、何でも好きなものを演奏する。

僕は演奏リスト、他で演奏したかったけどできなかったもの等を持ってたりする(過去にはチャンスがなかった、なぜなら実際にその場所では時間的にフィットしなかった)。

ゆっくりと時間をかけてジャーニを仕上げれる。メロディをとってセットへのチューンをつくってミュージカリ―に仕上げ、チャンスがなくて行ったことがない方向に行くことができる。まるで自分の為に演奏しているみたいにね。

自分が好きなように演奏できるときは、また自分自身がエキサイトしているときは本当に輝くし、観客も同じだ。僕が楽しんで演奏しているときは観客も一緒だ。

CGNY: じゃあ今気に行っているトラックは何?自分のレーベルとか、他のアーティストなどで今夢中な物とか?

SJ: そうだね、あまり僕は後ろを振り向かないんだ。僕はいつも前方を見てる。僕らは今Giorgio Gigliと AnDの2つのプロジェクトにとても興奮してる。

CGNY: 素晴らしいわ。じゃあフリータイムはどのように過ごしているの?読者が知らないクレイジーな趣味とか? スタンプ収集など?!

SJ:(笑) スタンプを集めたりしないよ! 僕の犬をビーチに連れて行ったり、森に行ったり、長時間歩いたり、時間があったらしたいね。それとクックするのがすきだた。吃驚するのもはないね。
From : CGNY feature
Good things come to those who wait it's been said! And thus it is with the CGNY feature on Speedy J aka Jochem Paap. It's also been a minute since Speedy played a set in NYC and with him and the other names on the line up for Verboten's party on May 24th in the city, we are prepping for what is expected to be a superb night of techno! We caught up with Speedy via skype ahead of the gig!
CGNY: I want to say that you’re probably my favorite dj in the world! I so enjoy your long sets as anyone who follows me on Facebook/Twitter knows! So I’m very happy to finally be able to chat to you! You’ve been playing for a good time now right? How did you get started?
SJ: Thank you! Yes I started off in the late 80s/early 90s. As I had been interested in drawing and graphic art, I approached music from a visual perspective as well. At some point in the late 80’s I got dragged in by this whole turntablism, early hip hop stuff. So I got myself 2 turntables and started doing that as well and got involved in all these turntablism competitions in Holland. And that’s where the Speedy J name comes from. I was involved in a band as well with rappers in a hip hop act for a while. We did some small gigs and stuff but I was never really into the culture but I was really into the music. At some point I found that doing the stuff with just turntables was kind of limiting. So I started buying drum machines and tape decks. I kind of started sliding towards production from there. Then in the late 80s when these Detroit and Chicago records started coming out I was like ‘This is what I want to do". I was completely blown away by it because it was so different from anything that was going on at the time. I was immediately grabbed by the sound. I started to focus on that and giving my own little twist to it and started releasing records so that’s how it happened.
CGNY: And how long as your label Electric Deluxe been up and running?
SJ: We’re celebrating our 6 year anniversary this month with a big show in Rotterdam my home town. (April 26)
CGNY: Right that’s with Ben Klock?
SJ: Yes that’s the one.
CGNY: It’s almost a natural progression for many producers to start their own label but not everyone does it so what was your thinking behind starting Electric Deluxe? Where did you get the name from?
SJ: Well I did release in 2008 called Electric Deluxe. The name is originally derived from a flanger effect pedal from Electro Harmonix which is called the Deluxe Electric Mistress Deluxe . It’s just a random name but I just thought it had a nice ring to it!
CGNY: It does!
SJ: The reason I started the label and the events is, well I started with the events. I was playing for so many different promoters in so many different contexts and sometimes I found the promoter or the club didn’t quite get the art of programming or putting line ups together. Some promoters do get it but others don’t. Sometimes people invite names or djs that will look good on the flyer and that will sell tickets but they never really think about the music connects or how the night will flow if they put these people together. If you put a little more thought behind it and a little bit more effort, it’s possible to create something which does all the artists more justice and with that of course the audience and the experience of the whole night. So we started putting together events in our resident club in Amsterdam called Milky Way. We built it from there. We started to do other clubs in Holland and exporting it to other countries and now we are basically worldwide, hosting stages at Festivals or doing pre-parties. Doing all kinds of stuff!
"Sometimes people invite names or djs that will look good on the flyer and that will sell tickets but they never really think about the music connects or how the night will flow if they put these people together."
CGNY: Well we’re very excited for the Electric Deluxe nights in New York and Detroit. So many comments and likes on FB when I posted the flyer! The lineup is incredible of international as well as local talent and Verboten fave, Brad Miller. One of the best lineups this year so far. How did it all come together – scheduling that many djs in a night could be tricky I imagine?
SJ: It does take some planning. But we always start off with a big list of favorites, a list of people who would fit our concept for the night, the vibe of what we do. Sometimes the reason we invite someone is because we know they are around. We have Oscar Mulero on the bill. It was easy because we knew he was doing Detroit the day after. So he was going to be in the States anyway. He recently did a podcast episode for us. Same goes for Subjected. He was already on the bill for our Detroit event. And Brendonof course lives in New York. It all comes together pretty easily then – we have a lot of contacts and a lot of people on the list so sometimes it takes a lot of effort to put together and other times all the pieces of the puzzle fall together easily.
CGNY: In Detroit you will be performing with Lucy as Zeitgeber. First time together as Zeitgeber in the States?
SJ: Yes this is the first time as Zeitgeber.

CGNY: How much do you love playing at Movement in  Detroit? It’s surely one of the best festivals for techno
SJ: Yes I think it’s the only festival in the States where people make the effort to travel across the country. Everything that you can see maybe once a year in some of the cities in the States is all gathering at one place in one weekend in Detroit and of course if this is your music, this is your place to be. I love playing there.
CGNY: Just talking about your Electric Deluxe podcast which I tune into regularly. It’s a bit different. You give the djs free reign to do very different material than maybe they’d normally play in a club. I was listening to Derek Plaslaiko's set recently and I was thinking how much interesting music he was playing in this podcast. How did the style of the ED podcast come together?


SJ: There are already a lot of techno podcasts around which do a really great job of what they are.  I know from my own perspective as an artist, you have this kind of profile and fixed fan base to work with. Everybody who is into techno, we all go to clubs we all do our routine but when we get home we are all interested in a much broader range of music that you are known for or that would work in a club you know? And obviously podcasts are something you listen to at home or in the office or your car or something and it’s a really good opportunity to show this other side. What we tell the artists is to create a portrait of what the artist is really inspired by or has been a great influence on their career or something they never get a chance to play when they are doing sets in clubs; just music that they really love and tells something about them as an artist. And everybody responds differently you know? Some are hesitant to go all the way, to go all out and do something different and others they see it as a huge opportunity and chance to show this other side of themselves. I’m always really interested in seeing of seeing the context of where artists may be coming from what their backgrounds are, what they got influenced by. Sometimes it even clarifies the picture that you have a bout a certain artist. At the same time it creates a listening experience which is not really tied to a certain moment in time or to what they are doing in this period in their career – it is timeless. You can also go back and listen to older episodes because it’s not connected to a certain release. It basically emphasizes the ritual of listening for the audience. There is an element of surprise and discovery in it. I always like that approach when I listen to music. I don’t always want to start listening to something and know exactly what I can expect. Sometimes it’s nice to put something on and just let it happen, see what you like about it. I think it works for both the audience and the artist when we do the podcast this way.
CGNY: There is a great sense of "urgency" that you build into your longer sets; as if something could happen at any minute!  As a dj how do you build the momentum and keep a set interesting over that prolonged period. Keeping energy and interest for yourself and the audience..Is there a formula that you have? Or do you just go with some tracks that you know you want to play – how does it work? Is there a different approach on a longer set as opposed to a 2 hour set?

"When I’m having a good time, the audience will as well!"


SJ: I would say the longer the set will be, the less of a plan there is. If you do a short set, a two hour set say at a festival or something then you really within the time span of those two hours, deliver something that the audience takes home, that people kind of expect from you. It’s more of a performance. A long set is more like a trip; you can just do whatever the hell you like. Usually if you do a long set there’s no one playing before you or after so you basically own the room for the entire night which means that you go anywhere you like. So for me playing a longer set is sometimes a relief you know? I can just go in there and play all the stuff that I want, that I may have on my list to play and that I wanted to play elsewhere and never got the chance to because it didn't really fit in that stricter time frame. So for me it’s like carte blanche and I can take more time – take segues and make turns in the set musically and go directions that I never really get the chance to. It’s almost like playing for myself! And when I like to play something and am excited, that always shines through and rubs off on the audience. When I’m having a good time, the audience will as well!
CGNY: Is there any track from your own label or any other artist that you’re listening to that you’re digging right now?
SJ: Well I never really like to look back that much, I’m always about the next thing coming up. Right now we are planning an album for Giorgio Gigli as well as an album for AnD and I’m really excited about those two projects.
CGNY: Wonderful. What do you do when you have some spare time? Any crazy hobby that our readers wouldn’t know about – a secret stamp collector perhaps?!
SJ: Ha! No stamp collecting! I like to take my dog to the beach or the forest, take long walks if I have the time. And I like to cook.  Nothing shocking!

Sunday, June 1, 2014

Movement Festival デトロイド ムーブメントフェスティバル メモ 2014 5/24-5/26

Movement Festival  デトロイド ムーブメントフェスティバル 2014 5/24-5/26
毎年デトロイドのハーツプラザで3日間行われる、ハウスとテクノ中心のフェスティバルです。
他のUSAのフェスティバルに比べるとEDMが少なく、アンダーグランドが多くを占めています。

そこが、魅力の一つとなりました。今年はテックハウスとディスコもありました。
この3日間デトロイトは本当に天候にも恵まれ、観客は大いに楽しんだことでしょう。普段は少し危険とされているこのデトロイド、フェスティバルの期間は多くのセキュリティも動員されフェスティバル参加者は大いに楽しむことが出来ました。


 HART PLAZA / DETROIT / MAY 24 / 25 / 26 2014



フェスティバルは6つのステージ(Red Bull Academy, Beatport, Made In Detorit, Moog, Underground Stage, Select Dico)でした。
私たちが特に注目したDJ, ProducerはMade In DetoritとUnderground Stageです。
下記は注目したアーティストです。
Anthony "Shake"Shaler,DJ MINX,BMG, DBX, Stacey Pullen, Mike Huckaby,DTM2x4 DJ Seoul &T. Linder,Kenny Larin, Keven Sanderson,  Seth Troxler, Octave one,MONOLOC, Brian sanhaji, Chris Liebing, ORPHX, Voice from the Lake, Zeitgeber ( Lucy and Speedy J), Function, Oscar Mulero, Robert Hood, Donor, Raiz, Adam X, Jeff Mills, Dustin Zahn, DJ Hyperactive, Dixon, Move D, Claude Von Stroke, Green Velvet, TINI, Max Cooper, HEIDI, Lee Foss, Carl Craig, UR presents:TIME LINE

今回特に印象に残ったアーティストは、Zeitgeber ( Lucy and Speedy J), Adam X, Robert Hood、DTM2x4 DJ Seoul &T. Linder、Octave one、Brian sanhaji ORPHX, Voice from the Lakeでした。
これからいろんなインタビューが出てくるの順に紹介をしていきます。
Zeitgeber ( Lucy and Speedy J),のライブセットは2時間でしたが、Luis Flores(Live)の激しいテクノから一転し、ゆっくりと始まりました。
そして、ダークで深い音域のBASSのリズムに変わり、またゆっくりととてもトリッピーなものをうまく混ぜ合わせ観客を引き付けました。

中盤からはダークで、激しいテクノとヒポノティックなテクノが混ざりあり、これ以上はないというくらい完璧なセットとなりました。

彼らの演奏は見ている人たちの音感を少しつづ広け違う次元に引き付け、聞いたことのないサウンドを楽しむ感じでした。新しいサウンドにどんどんに引き込まれます。
すべてにおいて完璧でした。2時間の完全に彼らのペースでミュージカルジャーニーが繰り広げられ、観客は完全に魅了され拍手が惜しげもなくささげられました。2時間という時間は本当に限られたものでしたが、彼らはうまくその時間を使いきり、力を見せつけたと思います。下記はTROWで行われた7時間のセットです。サウンドクラウドから楽しめます。

Stroboscopic Artefacts
Zeitgeber (Lucy & Speedy J) 7h set @ Trouw, 07.12.2013

彼らの他に素晴らしい演奏をしたのがADAM Xでした。




ブルックリン出身の彼は何度か演奏をブルックリンで行ってきましたが、このフェスティバルでのライブの演奏はこれ以上無い素晴らしい出来のセットになりました。

飛びぬけて素晴らしかったです。彼の特徴であるインダストリアルでインテンス、ダーグでダーティなテクノで観客を圧倒しました。

アンダーグランドステージはかなり音量が高かったのですが、それでも観客は取りつかれたように彼の演奏に見入っていました。

インダストリアルで、激しくバンギングする彼のセット、本当に素晴らしい1時間のライブセットジャーニーで、終わるのが本当に惜しかったです。彼の本当のを見た感じでした。


Robert Hoodも本当に素晴らしかったです。

いつもは少しヴォーカルハウスの混じったテクノを演奏している印象ですが、今回感じたのはすべてのデトロイド出身のDJがテクノ寄りの演奏としたことです。

Robert Hoodの演奏も1時間のライブでしたが、彼のテクニカルな腕と経験を示した素晴らしいバランスのとれたものでした。

特に今回彼は、本当に変わったヴォーカルや、他の全く違うジャンルのものを本当に少しの間流し、そこにテクノのベースをミックスインし、同じペースを崩さず、素晴らしいテンポのテクノへ導き、観客全員が大騒ぎとなりました。

2日目の最後としてこれ以上はないというくらいの感動に皆興奮しました。オールドスクールテクノの本当の素晴らしさを知りました。




Underground Stageで、他に特にすばらしいと思ったアーティストはBrian sanhajiのライブセット、USデビューのORPHX、 Voice from the Lake、Raiz、Jeff Millsでした。何人かのアーティストは残念ながら見のがしてしまいました。


やはり今回オールドスクールテクノアーティストがMade In Detoritでのアーティストの活躍が素晴らしかったためでしょうか。彼らの実力と経験と、テクニックには本当に脱帽です。
Anthony "Shake"Shalerは私は見逃しましたが、友人は彼が一番だったと賞賛しました。

DJ MINXは素晴らしいテクノをとてもスムーズにデトロイドらしくジャーニーを仕上げて、喝さいを浴びました。




BMGは、スローで始め、途中ブロークンビートで、魅了しテクノで仕上げました。

DBX aka ( Daniel Bell)のライブセットでは、彼はヴォーカルと、マシーンのライブセットで、皆が賞賛しました。

いつもNYではハウスな印象のMike Huckabyも今回はテクノのセットでデトロイドテクノの美しさと彼のテクニックを見せつけました。

本当に素晴らしいアーティストが多くMade In Detroitに出演しましたが、特に印象に残ったのが、やはDTM 2x4 DJ Seoul &T. Linder とOctave oneでした。



Keven Sandersonと Seth TroxlerのB2Bは残念ながら見逃しました。

T.LinderDJ SeoulDetroit Techno Militiaレコードレーベルに属してます。

彼らはとても早いテンポのテクノで彼らの素晴らしいテクニックで観客は大騒ぎになりました。

非常に早くいろんなテンポの物、ジャンルのレコードをものすごいスピードで混ぜ合わせ、素晴らしいエネルギーでジャーニーを仕上げます。



本当に圧倒されました。オールドスクールテクノは圧倒的です。

そうしてもう一つ、圧倒的なエネルギーで突っ走ったOCTAVE ONEライブセット。




彼ら自身の古いヴォーカルハウスをテクノに混ぜ合わせ、ノスタルジックに感動した観客は彼らと同じように体を激しく動かしダンスを楽しみました。

ハートにふれるテクノです。

Made In Detoritのアーティストたちのセットは皆がコネクトとしやすいテクノです。でも決して軽いものでなく心が震える感じです。もちろんアーティストたちの演奏の方法、彼らが本当に一体になっている様子が私たちのハートに触れるソウルテクノです。










Tuesday, February 4, 2014

From XLR8R Podcast 329: LUCY (a.k.a. Luca Mortellaro) 02/04/2014

Source: XLR8R




  • Words: Shawn Reynaldo
  • Photo: Riccardo Malberti
この音楽はLucy (a.k.a. Luca Mortellaro)の中でも最もテクノに近いものになりました。とても精密にファイルされてます。

イタリア生まれで、今現在はベルリンに在住のプロデューサーLucyは、様々なジャンルへの仕事も兼ねたりします。これらの作品はすべて彼の努力の賜です。

彼の2011年のデビューアルバムWordplay for Working Bees, はIDMよりヒントを得て、予知の雰囲気のノイズ、アブストラクトパターン等のシートを経験しながら構成され、多くのファンを獲得する仕上がりになりました。

彼のアウトプットである、Stroboscopic Artefactsレーベルはもっとストレートな感じですが、それぞれのリリースは信頼の出来る、ダークで、ドライビングなテクノでとても深い感銘を受けます。そのStroboscopic Artefactsのアクティビティの真ん中にいるLucyですが、何とかして時間を見つけ、さまざまなアーティストとスタジオでリンクし、コラボを例えばSpeedy J (Zeitgeberという名で) やSilent Servantなどと行ってます。

今月末に彼は、ソロのスポットライトを再び浴びます。彼の2度目のアルバムChurches Schools and Gunsの発売です。このスペシャルな機会に私たちはお祝いもかねて、Lucyを招待し、XLR8Rへpodcastをお願いしました。 

このLucyミックスは、彼のいつもの実験的な傾向から少し変わり、彼のフォーカスはダンスフロア―になってます。ポットキャストは途中内向的なモーメントがありますが、そこにはクランチ―で、不穏なテクノが65分の間にしっかりと詰まってます。

最も重要なのは、Lucyの素晴らしいトラックの構築。

これは彼が明らかに、ダイナミックなレイトナイトテクノ、ベルリンスタイルを詳細に理解している証明です。

ビートブーム、移り変わりは長めで、びっくりするくらい正確です。そしてポットキャスト全体に微妙に魅惑的な物語がリスナーの奥に入って語られるようです。

こちらは今度発売されるLucy の感激的な無所属の彼のサウンドのコレクションとなったChurches Schools and Guns とは少し違いますが、注目せずにいられない素晴らしいセットで、とても光栄です。
01 Lucy "The Horror" (Stroboscopic Artefacts)
02 Donato Dozzy "Untitled" (Further)
03 Recondite "Dim" (Dystopian)
04 Cassegrain & Tin Man "High and Low" (Killekill)
05 Exercise One "Wandering (Peter Van Hoesen Remix)" (Exone)
06 Dustin Zahn "Lost in Rapture" (Enemy)**
07 Surgeon "As You Breath Here Now" (Semantica)**
08 Echologist "77" (Prologue)
09 Ventress "Typhon (Abdulla Rashim Remix)" (Edit-Select)
10 Minor Science "Hapless" (Trilogy Tapes)
11 Conforce "Embrace" (Delsin)
12 Rrose "The Stare" (Stroboscopic Artefacts)
13 Sigha "My Blood Is My Gold" (Our Circula Sound)
14 Positive Center "Swell of Graviton" (Our Circula Sound)
15 Lucy "Krishnamurti Acappella Extended" (Stroboscopic Artefacts)
16 Shifted "Wash Over Me" (Bed of Nails)
17 Dadub and Grün "Ergot Kernel" (Stroboscopic Artefacts)


LISTEN:






Source: XLR8R


Thursday, January 9, 2014

テクノダークホースLucyが新しい2つ目のアルバムのリリースを発表  Churches Schools and Guns  FACTMAG(2013/12/05)より

テクノダークホースLucyが新しい2つ目のアルバム、Churches Schools and Gunsのリリースを発表しました。

Source: FACTMAGより



イタリアンテクノプロデューサーがステュクスに流れ着き、2度目のソロアルバムを発売しました。

Lucyが  Wordplay for Working Bees を2011年にリリースした時、私たちは“このアルバムはこの一年のアルバムリリースの中で最も厳密に調査され、巧妙に構築されたテクノアルバムの一つであると授けました。

斜線のミックス、優美で繊細に組み立てられたダブテクノビートで、バランスの取れたサンプルは、非常に感情的、そしてとても際立って、私たちの大好きなStroboscopic Artefactsのフルレングスのリリースです。

2013年,LucyはBleepのartsy Green Seriesに貢献しました。そして彼のサイドギグ、長年のテクノの友Speedy JとのZeitgeiberとしても活動しました。共にZeitgeiberで多様でダークなデビューアルバムもリリースしました。

Stroboscopic Artefacts は今回、新しいLucyのフルレングスアルバムの発売を2014年にリリースすることを発表しました。
とても威厳のあるタイトルで“Churches Schools and Guns”、2月に発売予定です。

12トラックのLPは実験法が更新され、強調されてます。“間違った方向と予知するのが難しい”間違いなくLucyのハートをにある、コンポジション法です。

 常にStroboscopic Artefactsと一緒にいる、Stroboscopic ArtefactsのレギュラーDadubがマスターリングを手掛けてます。

Churches Schools and Guns はFebruary 17 に3xLP, CD とデジタルで発売予定です。


Tracklist:
1. The Horror
2. Leave Us Alone
3. The Self As Another
4. Human Triage
5. Laws and Habits
6. Follow The Leader
7. Catch Twenty Two
8. The Illusion Of Choice
9. We Live As We Dream
10. All That Noise
11. The Best Selling Show
12. Falling feat. Emme

Source: FACTMAG
The Italian techno producer will drift down the Styx once again on his second solo album.
When Lucy‘s Wordplay for Working Bees dropped in 2011, we dubbed it “one of the most probing and artfully constructed techno albums of the year so far.” Its mix of oblique, delicately assembled dub techno beats and blanched samples proved highly evocative, and it still stands out as our favourite full-length release on Lucy’s (occcasionally punishingly austere) Stroboscopic Artefacts imprint.
In 2013, Lucy’s contributed to Bleep’s artsy Green Series, and his side gig with techno old-timer Speedy J, Zeitgeiber, also dropped their dark but diverse debut album. Stroboscopic Artefacts have now confirmed that a new Lucy full-length will follow suit in 2014.
The new album comes with the rather grand title Churches Schools and Guns, and is due in February. The 12-track LP promises a renewed emphasis on experimentation, with “misdirection and unpredictability” apparently at the heart of Lucy’s compositional practice. As ever with Stroboscopic Artefacts, mastering will be handled by Stroboscopic Artefacts regulars Dadub.

Wednesday, September 11, 2013

DJインタビューベルリンテクノラウンドテーブル 2 Henning Baer, Ryan Elliott, Lucy By Adam Wray





image courtesy of Ndilyo Nimindé

HB:僕にはその危険っていう意味がよくわかるね。まるで、川に水がいっぱいになって急流を作り出している感じかな。みんな一緒に流れていく。君らはそれをつかんだと思ったけど、実際は無くなってしまっているみたいな。

L: 本当に流れが速いよね。まるで他のインダストリーみたい。ここだけ流れが速くなっている感じだ。

HB:すべての人が同じように1年きて帰るわけでないよね。たまに僕は20歳代中盤で、いろんな職場で働いている人を見るね。あれ、先週末クラブで見たことあるみたいな。まあ彼らはこのインダストリーにこだわってないのかもね。彼らはここにきて、夏を楽しんで、そして帰る。僕はそれはそれでいいと思うね。

Q:僕たちは ここまで、テクノインダストリーの早い変化と、ここに来てまた立ち去る人々のを話をしたけども、じゃあ、君たちがいる間になんかすごく大きな変化はあった?

RE:僕はここに4年しかいない。ここには多くののアンダーグランド、ウェアハウス(倉庫をパーティに使う)があるね。クラブシーンはますますプロフェッショナルになったね。いわゆる柱のようなものができたね。ベルリン市がここに深く関わっていると思う。これはゆっくりだけど、政府が(何も僕は政府がアンチクラブとは言ってない)クラブのルールを変えてみたり、何時まで営業できるとか決めても僕は驚かないな。大きな街、例えば、ニューヨークやロンドンではこのような変化はすでにあったから。ベルリンは本当に住むのはニューヨークやロンドンに比べてまだましだし、でも最近上がったのに気がついたね。古いバーやビルとかうちの周りはずいぶんつぶれたし、新しいビルもどんどん建つし。まあでもこういうことは避けられない事実だね。

HB: 本当に変わったよ。

RE:この4年だけでもそれは感じるね。2000年にここに住んでいた人に聞くと、ものすごく変わったことがわかるね。でもこれは先ほども言ったとうり、すべての大きな都市には必ずある現象だ。アーティストは動くし、彼らはクールな場所をつくり、人々はビルをかい、デベロップが進み、アーティストはそこを出ていく。

L:これは別に新しい話ではないね。同じメカニズムでニューヨークやロンドンのように同じようなことが繰り返される。アンダーグランドのコミュニティーがあって、素晴らしいところを作り出す、そのあと多くの人が続き、インタストリーがそれを食いつぶす。

HB:もちろん、これからも変わるよね。ベルリンのすべてのクラブが、プロフェッショナルにも変わっていく。ベルリンはいろんな素晴らしいクラブがあって、ランドスケープは多方面にわたり、いろんなアーティストがいて、本当にベルリンで良い時間を過ごせるよ。

RE:本当にね。

HB:去年は素晴らしかったね。パーティを楽しみ、レイブを楽しみ、本当に素晴らしい時間を過ごしたよ。でも時々、自分に質問するね。じゃあ次は何をする?ってね。どういう風に変えるべきとか、Berghainは閉まるとか、どうなると思う?

Q:どんな大きなクラブでも決められた時間があるね。E-WerkもTresorもだね。Berghainはもう10年になるよ。こういったことも数年にうちに変わっていくと思う?

L: E-WerkとTresorの名を挙げたけど、Berghainはインダストリーが入り込んできたときにできたから、こちらはE-WerkとTresorの様に変わることはないね。大変になることはないと思うよ。

E-WerkとTresorのときは、ストラクチャーも整備されてなかったしね。今はインダストリーが大きなお金を動かしている、そして企業が目をつける。こういうクラブと、企業との関係はうまくいく。そういうクラブは安全だよ。まあ終わりは来るからね、でもその時はもっとアート系の理由で終わると思う。

Berghainはラッキーだった、そのタイミングは素晴らしかったね。Ostgutレーベルもね。ビックマシーンがベストな状態で動いている。ビックな考えの人が働いているからね。ここはE-Werk と Tresorが陥った状態にはならないね。

HB:覚えているよ、初めてBerghain の階段を登った時、リズムが聞こえて、Marcel Dettmann’のセットだったけど、いつもの感じでプレイしていてその時、僕の眼にはテクノが違うように映ったね。素晴らしい光景が見えた。それは本当にナチュラルで、オーガニックな動力をもっていてこれがBerghain が今の位置にいる理由だね。

このダイナミックな動力が終わる時が来る。たぶん来年とか、“終わりだ。終わりだ”なんてね。僕はとてもエモーショナルな人がこのシーンの後ろにいると思う。お金だけでないね。本当に正直な人々。僕はこのインダストリーでも本当に正直者の集まりだと思うね。彼らはクラブのプロモートには興味がない。このクラブを経営することに信念がある。

L: そして彼らは自分たちのDJの成長に力を注ぐ、ここはほとんどのクラブは理解してないところだ。Berghainの本当の価値はレジデンツDJにあるからね。

HB:シシリアの人が、“オッケー、大好きなクラブはBerghain。行ったことはないけど。”と言うわけだね。本当に影響してる。レーベルも素晴らしい。アーティストも素晴らしい。だから行ったことがなくてもBerghainが彼らの大好きなクラブになるんだ。君が行く前からずっとそこにあるんだ。

L:そうだな、アイディアだね。場所ではなくて。

RE:そして決して、失望させないしね。一回行くと、“なんか違ったな”なんて言う人はいないしね。

Q:じゃあほかのクラブはどうなの?

RE:本当に素晴らしいクラブがベルリンにはたくさんあるね。本当に変わっている、ユニークなものが沢山だね。ミュージックの話でないよ。場所のはなしだよ。

Weekendはヴェニューが美しいね。Watergateも昔からよいし、そして://about blankは身をひそめる感じだよね。ラフだね。僕はHorstが好きだったな、本当にクールだったね。今は閉まっているけど。

HB:僕は音楽と場所は本当に密着していると思うよ。目を閉じて音楽を聴くと、音楽のよさと素晴らしさを感じると眼にはその部屋のシェープと密着しているように思う。2つのファクターが大事だね。Berghainをはじめとしたクラブの素晴らしさはここにある。Weekendのテラスなんかも本当にある決まった音楽によくなじみ、素晴らしい風景を生み出すね。

RE: Club der Visionaereも、かなり面白いね。

L:今もこの先も必ず僕のパーティではべニューは重要項目だね。僕はリプレイを決まった場所でやるし、レコーディングをやり直したりね。現実的な部屋の音とかスペースサウンドとか、エコーがないところなど、エレクトリックとアンビアンスには場所はかなり大事だとおもうね。

HB: だから僕はconvolution reverbがすきなんだ。

L: クラウト・ロックのころには、君たちは英語を使うべきではないここは違う国だから。僕たちはナショナリスティックにはなりたくない、ドイツ語を使ってくれとね、言われたね。そう何をじゃあ何を使う?スペース!
それはFaustが言ったんだよね。本当に密着してる。スペースというセンス、われわれのミュージックをどうしていくのか。

Q:Henning、ところでStattbad と君のGrounded Theoryパーティシリーズについて説明してくれない。

HB:去年僕たちのパーティはStattbadに移動したんだ。Berlin Boiler Roomが行われている所さ。古いパブリックスパ(浴場)。地下でパーティは行われているけど、僕たちの音楽やアーティストの音にあっていいね。Berghainとは違うし、天井も低いしけどね。

L:迷路のような感じだよね。小さな通路がいっぱいあってさ。

HB:でもここはとっても、親密で、パーソナルな感じだよね。人々も、本当にDJに繋がっている。手作りな感じがあるね。場所はWedding。人々は“えっWedding”?でもRingbahn をOstkreuzaからのってもたったの15分だしね。コストも良いしね。Friedrichshain や Kreuzbergよりも安いしね。

L:本当にすごく違うよね。WeddingはNeuköllnにつづき新しい候補になるね。本当に安上がりで、たくさんの人と、アーティストは引っ越していっているしね。

HB: Ringbahnは素晴らしいところだしここでスティしてね。本当にラッキーだね。クラブの経営者も素晴らしいね。本当にクールで彼らは何でも出来るね。アートインストレーションからエキサビションまでね。本当に素晴らしいパーティがいっぱいあった。

Q:その場所はパーティに良い影響を与えている? 人々はWeddingまで1夜のために来るの?

HB:そう思うね。例えば、Friedrichshainに住んでるとするね。夜の早めにClub der Visionaere でスタートし,そうだな、良いパーティの日のArena Clubに行くとする、://about blank forでもいいね。ここで時間を過ごし、Berghainに行く。

Stattbadに行くと思う時には、ここに行こうと思う。まあその間少しクラブホッピングはできなくなるけど、10-20分のことだしね。そんなに変わらないよ。

L:これは僕たちが話していた場所とスペースだよね。この何年間でずいぶん変わった。Berghain は例外だろうけど、人々はもっとDJやアーティストを見にパーティに来るようになったね。クラブに行くのではなくてね。これはこの4年間で大きいく変わったことかな。

RE:もちろん。クラブよりもべニューが大事だ。

L:そのとうり、ヴェニュー、パーティ、DJのグループ、コレクティブ。僕たちがしていることとは少し違うけどけど、The Homopatik guysが今していることは社会現象になっている。彼らはとてもクレージークレージーで、クレージーで、アンダーグランドで、ロウプロファイル、大成功だね。これはOstGut when it openedの話を聞いたけど、とても似ていると思ったね。ベルリンのような街にはこういった熱狂的なことが起こるね。別に僕はシーンが死んでいくのが怖いわけではないけど、あまりにもいろんなんことがすごいスピードとパワーで動いているからね。でも僕はまだベルリンに自信を持っているけどね。

Ryan、君のインタビューで、君はギぐの前に長いウォーキングに行ったり、電車などで移動したりして、街のハードビートを感じてるって聞いたけど、君たちのいうベルリンのハートビート、ソウルとか、エッセンスをまとめてみて。

L:127BPM

HB:ベルリンのハートビートはミックスチャ―だね。いろんな人たちが集まってメルティングポットみたいだね。

RE:ベルリンは僕にとって初めて住んだビックシティだ。僕たちは僕たちをクリエイティブと呼ぶ。政治家とかビジネスマンとかもクリエイティブでないとは言わないね。でも彼らはクリエイティブなアーティストが大好きで尊敬している。ニューヨークも一緒だね。でもロンドンは違うと思う。ここはこれもとても強い。すべてのベルリンナーはアーティスティックの可能性、クリエティビティがこの街の大きな財産であることもよく理解してる。感謝の気持ち、理解しサポート、アートへの関心、クリエイティブな生活、ここでは他では見ないほどいつも感じられる。