image courtesy of Ndilyo Nimindé
L: 本当に流れが速いよね。まるで他のインダストリーみたい。ここだけ流れが速くなっている感じだ。
HB:すべての人が同じように1年きて帰るわけでないよね。たまに僕は20歳代中盤で、いろんな職場で働いている人を見るね。あれ、先週末クラブで見たことあるみたいな。まあ彼らはこのインダストリーにこだわってないのかもね。彼らはここにきて、夏を楽しんで、そして帰る。僕はそれはそれでいいと思うね。
Q:僕たちは ここまで、テクノインダストリーの早い変化と、ここに来てまた立ち去る人々のを話をしたけども、じゃあ、君たちがいる間になんかすごく大きな変化はあった?
RE:僕はここに4年しかいない。ここには多くののアンダーグランド、ウェアハウス(倉庫をパーティに使う)があるね。クラブシーンはますますプロフェッショナルになったね。いわゆる柱のようなものができたね。ベルリン市がここに深く関わっていると思う。これはゆっくりだけど、政府が(何も僕は政府がアンチクラブとは言ってない)クラブのルールを変えてみたり、何時まで営業できるとか決めても僕は驚かないな。大きな街、例えば、ニューヨークやロンドンではこのような変化はすでにあったから。ベルリンは本当に住むのはニューヨークやロンドンに比べてまだましだし、でも最近上がったのに気がついたね。古いバーやビルとかうちの周りはずいぶんつぶれたし、新しいビルもどんどん建つし。まあでもこういうことは避けられない事実だね。
HB: 本当に変わったよ。
RE:この4年だけでもそれは感じるね。2000年にここに住んでいた人に聞くと、ものすごく変わったことがわかるね。でもこれは先ほども言ったとうり、すべての大きな都市には必ずある現象だ。アーティストは動くし、彼らはクールな場所をつくり、人々はビルをかい、デベロップが進み、アーティストはそこを出ていく。
L:これは別に新しい話ではないね。同じメカニズムでニューヨークやロンドンのように同じようなことが繰り返される。アンダーグランドのコミュニティーがあって、素晴らしいところを作り出す、そのあと多くの人が続き、インタストリーがそれを食いつぶす。
HB:もちろん、これからも変わるよね。ベルリンのすべてのクラブが、プロフェッショナルにも変わっていく。ベルリンはいろんな素晴らしいクラブがあって、ランドスケープは多方面にわたり、いろんなアーティストがいて、本当にベルリンで良い時間を過ごせるよ。
RE:本当にね。
HB:去年は素晴らしかったね。パーティを楽しみ、レイブを楽しみ、本当に素晴らしい時間を過ごしたよ。でも時々、自分に質問するね。じゃあ次は何をする?ってね。どういう風に変えるべきとか、Berghainは閉まるとか、どうなると思う?
Q:どんな大きなクラブでも決められた時間があるね。E-WerkもTresorもだね。Berghainはもう10年になるよ。こういったことも数年にうちに変わっていくと思う?
L: E-WerkとTresorの名を挙げたけど、Berghainはインダストリーが入り込んできたときにできたから、こちらはE-WerkとTresorの様に変わることはないね。大変になることはないと思うよ。
E-WerkとTresorのときは、ストラクチャーも整備されてなかったしね。今はインダストリーが大きなお金を動かしている、そして企業が目をつける。こういうクラブと、企業との関係はうまくいく。そういうクラブは安全だよ。まあ終わりは来るからね、でもその時はもっとアート系の理由で終わると思う。
Berghainはラッキーだった、そのタイミングは素晴らしかったね。Ostgutレーベルもね。ビックマシーンがベストな状態で動いている。ビックな考えの人が働いているからね。ここはE-Werk と Tresorが陥った状態にはならないね。
HB:覚えているよ、初めてBerghain の階段を登った時、リズムが聞こえて、Marcel Dettmann’のセットだったけど、いつもの感じでプレイしていてその時、僕の眼にはテクノが違うように映ったね。素晴らしい光景が見えた。それは本当にナチュラルで、オーガニックな動力をもっていてこれがBerghain が今の位置にいる理由だね。
このダイナミックな動力が終わる時が来る。たぶん来年とか、“終わりだ。終わりだ”なんてね。僕はとてもエモーショナルな人がこのシーンの後ろにいると思う。お金だけでないね。本当に正直な人々。僕はこのインダストリーでも本当に正直者の集まりだと思うね。彼らはクラブのプロモートには興味がない。このクラブを経営することに信念がある。
L: そして彼らは自分たちのDJの成長に力を注ぐ、ここはほとんどのクラブは理解してないところだ。Berghainの本当の価値はレジデンツDJにあるからね。
HB:シシリアの人が、“オッケー、大好きなクラブはBerghain。行ったことはないけど。”と言うわけだね。本当に影響してる。レーベルも素晴らしい。アーティストも素晴らしい。だから行ったことがなくてもBerghainが彼らの大好きなクラブになるんだ。君が行く前からずっとそこにあるんだ。
L:そうだな、アイディアだね。場所ではなくて。
RE:そして決して、失望させないしね。一回行くと、“なんか違ったな”なんて言う人はいないしね。
Q:じゃあほかのクラブはどうなの?
RE:本当に素晴らしいクラブがベルリンにはたくさんあるね。本当に変わっている、ユニークなものが沢山だね。ミュージックの話でないよ。場所のはなしだよ。
Weekendはヴェニューが美しいね。Watergateも昔からよいし、そして://about blankは身をひそめる感じだよね。ラフだね。僕はHorstが好きだったな、本当にクールだったね。今は閉まっているけど。
HB:僕は音楽と場所は本当に密着していると思うよ。目を閉じて音楽を聴くと、音楽のよさと素晴らしさを感じると眼にはその部屋のシェープと密着しているように思う。2つのファクターが大事だね。Berghainをはじめとしたクラブの素晴らしさはここにある。Weekendのテラスなんかも本当にある決まった音楽によくなじみ、素晴らしい風景を生み出すね。
RE: Club der Visionaereも、かなり面白いね。
L:今もこの先も必ず僕のパーティではべニューは重要項目だね。僕はリプレイを決まった場所でやるし、レコーディングをやり直したりね。現実的な部屋の音とかスペースサウンドとか、エコーがないところなど、エレクトリックとアンビアンスには場所はかなり大事だとおもうね。
HB: だから僕はconvolution reverbがすきなんだ。
L: クラウト・ロックのころには、君たちは英語を使うべきではないここは違う国だから。僕たちはナショナリスティックにはなりたくない、ドイツ語を使ってくれとね、言われたね。そう何をじゃあ何を使う?スペース!
それはFaustが言ったんだよね。本当に密着してる。スペースというセンス、われわれのミュージックをどうしていくのか。
Q:Henning、ところでStattbad と君のGrounded Theoryパーティシリーズについて説明してくれない。
HB:去年僕たちのパーティはStattbadに移動したんだ。Berlin Boiler Roomが行われている所さ。古いパブリックスパ(浴場)。地下でパーティは行われているけど、僕たちの音楽やアーティストの音にあっていいね。Berghainとは違うし、天井も低いしけどね。
L:迷路のような感じだよね。小さな通路がいっぱいあってさ。
HB:でもここはとっても、親密で、パーソナルな感じだよね。人々も、本当にDJに繋がっている。手作りな感じがあるね。場所はWedding。人々は“えっWedding”?でもRingbahn をOstkreuzaからのってもたったの15分だしね。コストも良いしね。Friedrichshain や Kreuzbergよりも安いしね。
L:本当にすごく違うよね。WeddingはNeuköllnにつづき新しい候補になるね。本当に安上がりで、たくさんの人と、アーティストは引っ越していっているしね。
Q:その場所はパーティに良い影響を与えている? 人々はWeddingまで1夜のために来るの?
HB:そう思うね。例えば、Friedrichshainに住んでるとするね。夜の早めにClub der Visionaere でスタートし,そうだな、良いパーティの日のArena Clubに行くとする、://about blank forでもいいね。ここで時間を過ごし、Berghainに行く。
Stattbadに行くと思う時には、ここに行こうと思う。まあその間少しクラブホッピングはできなくなるけど、10-20分のことだしね。そんなに変わらないよ。
L:これは僕たちが話していた場所とスペースだよね。この何年間でずいぶん変わった。Berghain は例外だろうけど、人々はもっとDJやアーティストを見にパーティに来るようになったね。クラブに行くのではなくてね。これはこの4年間で大きいく変わったことかな。
RE:もちろん。クラブよりもべニューが大事だ。
L:そのとうり、ヴェニュー、パーティ、DJのグループ、コレクティブ。僕たちがしていることとは少し違うけどけど、The Homopatik guysが今していることは社会現象になっている。彼らはとてもクレージーで、クレージーで、クレージーで、アンダーグランドで、ロウプロファイル、大成功だね。これはOstGut when it openedの話を聞いたけど、とても似ていると思ったね。ベルリンのような街にはこういった熱狂的なことが起こるね。別に僕はシーンが死んでいくのが怖いわけではないけど、あまりにもいろんなんことがすごいスピードとパワーで動いているからね。でも僕はまだベルリンに自信を持っているけどね。
Ryan、君のインタビューで、君はギぐの前に長いウォーキングに行ったり、電車などで移動したりして、街のハードビートを感じてるって聞いたけど、君たちのいうベルリンのハートビート、ソウルとか、エッセンスをまとめてみて。
L:127BPM
HB:ベルリンのハートビートはミックスチャ―だね。いろんな人たちが集まってメルティングポットみたいだね。
RE:ベルリンは僕にとって初めて住んだビックシティだ。僕たちは僕たちをクリエイティブと呼ぶ。政治家とかビジネスマンとかもクリエイティブでないとは言わないね。でも彼らはクリエイティブなアーティストが大好きで尊敬している。ニューヨークも一緒だね。でもロンドンは違うと思う。ここはこれもとても強い。すべてのベルリンナーはアーティスティックの可能性、クリエティビティがこの街の大きな財産であることもよく理解してる。感謝の気持ち、理解しサポート、アートへの関心、クリエイティブな生活、ここでは他では見ないほどいつも感じられる。
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