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Monday, September 23, 2013

DJ インタビュー  Ben Klock Interview Apr 13 Rip It Up  オーストラリアのサイトより


Words By Cyclone


ベルリン テクノDJ Ben Klockは、クラブBerghainのレジデンツでとても密な関係をもってますが、去年彼はロンドンのクラブFabricの為にもCDを発売しました。

                                                       image courtesy of Rip it up

CDの評判は大変素晴らしく彼を世界のBen Klockにしました。そして彼は今度3度目のAustraliaツアーに参加します。今度はハイプロファイルのツアーになりそうです。

2007年のBen Klockの初めてのツアーでは彼自身も認めているとうり“(オーストラリアでは)あまりよく知られてなく、小さめのショー“でしたが、2回目の2011年に彼の友人のMarcel Dettmannとメルボルン、シドニー、パースに行った時には、オーストラリアファンも増え、人気を得ていたようです。

Ben: オーストラリアのテクノシーンはまだまだヨーロッパに比べるとはビックではないけど、僕らはとっても楽しんだよ。

Klockは子供の時にピアノを習い、DJを始めたのは90年でした。Acid houseのファンだった彼がジャングルを演奏し、いろいろジャンルを変えながら、ドイツ系のハウスとテクノにコミットしだします。

彼はオリジナルのBerghainのレジデントでもあり、Berghain のレーベルのOstgut Ton labelから2009年のデビューアルバムOneを含む数々の作品を出しました。それだけでなくEllen AllienのBPitch Controlからもトラックを、そして2006年には彼自身のKlockworksレーベルを設立しました。

彫刻のような顔立ちと、ヨーロッパのモデル体格のKlockに有名なダーク、ポストーミニマリズムについて聞いてみました。

Q: 10月に発売されたFabric 66Berghain 04 mixにつづくものでしたが、こちらは批評家からも大絶賛されKlock のこれからのチャンスを示しましたね。

BEN: 新しい扉が空いたなんてことは言わないね。僕のキャリアはいつも着実に新しいゴールへと向かっているから、新しいステップというべきだね。

現在人気はとどまることを知らず、今や世界中で高いデマンドがあるDJですね。

BEN:ツアーのスケジュールは今までにない位忙しくなっていて、月に15-16個くらいショーがあるね。

どちらにしろ、彼はFabricの評判には非常に満足してます。BENは今ではUKのべニューのレジデントのようですね。

BEN:そうだね、3-4回はロンドンで演奏してるね。

Fabric 66はすごく多彩でKlockがアンダーグランドテクノのと密着していることを強調してます。
トラックリストはデトロイドゴットマザーのK Hand、Luke SlaterのPlanetary Assault SystemsやMathew Jonsonなどからなる、BurialのRaverもあり、彼のジャングルの影響も見られます。

彼はまたオランダの達人Martynのリミックスを手掛けましたが、Klockは必ずしも英国のBlawan、Pariah やUntoldのような新しいポスト-ダブステップテクノに行くということはなさそうです。

BEN:一応僕も、聞いたりするけど、違うアングルからだね。違うジャンルを聴くことはとてもいいことだと思うよ。新しいエネルギーをもらったり、フレッシュなアイディアをテクノに持ってこれるからね。でも、バックグランドは違うね。

BEN: 僕は90年代のテクノのサウンドと、その歴史のなかで育った。僕のD&Bのバックグランドは本当に初心のものだ。僕が、DJを始めたころ、94 年や95年、少しだけ1年くらいD&Bを演奏したけど、すぐにテクノに変わった。それから、D&Bは全然フォローしなくなったけど、また違った感じでウェーブが戻ってきたね。

多忙なKlockは最近では本当に限られた時間をスタジオで過ごすため、リミックスは2009年のDepeche Mode's Peace が最後です。

BEN: “EPを本当はすぐに出したいけど、時間を見つけるのが難しいよ”

(このインタービューは少し古いため、ここには出てませんが、Dettmann とKlockの新しいEP o-ton 01が9月に発売されてました)
image courtesy of Ostgut Ton

今度のオーストリアのツアーではデトロイトモーターシティのカリスマでテクノ革新者のDerrick Mayと、ダブルへッドライナ―です。デトロイドテクノも返り咲きですね。

BEN: "デトロイドテクノはいつもぼくたちと一緒だよ。まあ、大きな集団では見ないんだろうけどね。Berghain technoは大きなマシーンやスティールの様な音、冷たいビートと良く表現されてるけど、それは違うね。僕らはBerghainでよくデトロイド テクノのメロディックで、エモーショナルな物もよく演奏するね。だからデトロイドテクノどこにも行かなかった、いつも僕たちと一緒だったと言えるよ。

WHO: Ben Klock
WHAT: Fabric 66 (Balance/EMI)
WHERE: Fowler’s Live
WHEN: Fri Apr 26


Thursday, September 12, 2013

マルセル デットマン Dettmann II LPが発売になります OSTGUT TONより


Source: Ostgut Ton


image courtesy of  Momo at BLK MKT
Berghainで最も有名で信頼のあるDJ、プロデューサーのMarcel Dettmannは、すでに最も難しいタスク、彼のペアーバックテクノサウンドをアルバムのフォーマットにしました。

彼の初めてのデビューアルバム、デットマンは2010年に発売されました。このアルバムはヘットフォンにもダンスフロア―にも合うよう出来てます。強固な石とスチールでできた12の彫刻から構成されているようなサウンドです。

デットマンが世界的に有名なテクノのクラブ、Berghainでいつもロックするように、熟達したプロデューサーとして、複雑なサウンドデザインを見せつけてます。始めのアルバムの後デットマンは、ミックスCDをリリースし各方面でかつ采を浴び、また連発してシングルを出しました。

こちらのシングルはまた彼のタフなテクスチャーのアルバムから少し離れたもので、流動的なアンビアントから、人の心をとらえやすいものとなりました。

Dettmann IIはまた、第一弾につづくスピリットが見受けられますが、張りつめた感じを少なめに仕上げました。デッドマンは最近の実験的なものをこのアルバムのテンプレートとして使い、テクノとしては珍しい生き生きと息をするような自然主義なレコードを完成させました。

Dettmann IIは,巧妙な速度で注意深く物語を、形成するものとなった印象です。
アルバムは一見デットマンの素晴らしいスタイル、ThrobとDuctilに見れるような多くの気概(闘志)をみせつけます。

でも注意深く聞く人には、これらは少しライトウェイトでまるでアルミがスティールの代わりに使われた印象です。

各曲のテーマは少しだけいつもと違う印象、ライトウェイトな仕上がりです。Soarはハウスっぽい感じに出来上がりました。少し威厳がありタイトルどうりに仕上げてます。彼はさらに、最優秀のアンビアントマテリアルを使い少しトリッピーなShiverとダークな感じのOutbackをLevon Vincentと共に仕上げました。


デットマンはまた、このアルバムで珍しいコラボを実現してます。血縁関係のようなEmikaはスペクトルな喘ぎをSeductionで提供し、彼女の声で(驚く程ほど生気のない冷たさ)ウェーブを作りワイヤーフレームワークに入れ込みました。

Dettmann IIのチャレンジはRadarとCorridorです。アルバムは最後に全クラブ熱狂者のために仕上げてます。拳を握り踊りだすパンピングなサウンドでキャリアを確立したデットマンの古い作品を少しづつ溶かし、それにハイマテリアルを使い、尖ったテクノダンサーの曲に仕上げてます。


“Aim”はこのアルバムを高尚な形で終わらせます。またデットマンのこれからの方向性を見出せます。彼の特徴でないメロディックで高揚した感じです。

もう一人のプロデューサーのRené Pawlowitzが剝がれるようなタッチを生み出し、しかもデットマンの繊細に磨かれた音を確固としてます。

このアルバムが作られるようなきっかけになった初めのトラックは、注意深く新しい方向にヒントをもっていきます。ただしデットマンの確固とした成功の歴史をきちんと残してます。アルバムは穏やかに新しいホライズンに向かってますが、いつも彼らしさと、はじめから素晴らしかった過去の作品の様子も残し彼のファンには見逃せないものになりました。


アーティスト:このアーティストの最新リリース情報を受信するMarcel Dettmann
タイトル:Dettmann II FORTHCOMING
レーベル:このアーティストの最新リリース情報を受信するOstgut Ton Germany
カタログ番号:OSTGUT CD 28
フォーマット:download
発売日:16 September, 2013
価格 from:¥129.78
ジャンル:Techno
再生リスト:MP3




Tuesday, September 10, 2013

DJ インタビュー レッドブルアカデミーより 1 ベルリン テクノ丸机 Henning Baer Ryan Elliott Lucy


Source: レッドブルアカデミーよりhttp://www.redbullmusicacademy.com By Adam Wray 

RBMA Radio9月の pop-up station in Berlinに合わせて、今月はドイツの音楽の歴史を少しディープなところまで掘り下げて話をしましょう。

ラウンドテーブルディスカッションとして、テクノと3 人のベルリンの住人: Henning Baer, Ryan Elliott Lucyに話を聞いてみます。

もう今ではベルリンは、グローバルテクノシーンの熱狂の中心であることは誰もが知っていることですね。

ベルリンは多様なグループのローカルアーティストと、永遠に続くベルリンカルチャーに熱狂した訪問客の家となり、多くのの尊敬されるクラブが今、所々にあります。

Henning Baer, Ryan Elliott と Lucy はベルリンのテクノのコミュニティーに本当にうまくとけ込んでます。しかし、彼らはベルリンで育ってません。でもこれはベルリンでは全く不思議なことではありません。

Baer はGrounded Theoryの共同設立者です。こちらはマルチフェイスなプロジェクトでパーティシリーズと、ブッキングエージェンシーからなってます。彼はまたK209をMilton Bradleyと共同のレーベルからリリースしました。




Source: レッドブルアカデミーよりhttp://www.redbullmusicacademy.com


左よりLUCY, Ryan Elliott,  Henning Baerです。

デトロイド出身のElliottはBerghainの常連のDJで、リミックスを多作しOstgut Tonから彼の作品をリリースしてます。またSpectral SoundのA&R チームに所属し、共同経営者でもあります。

Djとして大活躍するだけでなく、Lucy はStroboscopic Artefactsの設立者です。このレーベルはダークで、奥深く力強いテクノです。またエクスペリメンタルでもあり、エレクトロニカな感じでもあります。

Q: 本当にベルリンはいつも世界中からDJたちをマグネットの様に引き寄せます。君たちはどうしてこちらにすむことになったのですか?

Ryan Elliott: 僕が初めてベルリンで演奏したのは2004年です。その時に感じたのはベルリンの雰囲気はとてもデトロイドに似ていることかな。ちょっとどこだったか覚えてないけど、the unkempt boulevardsでデトロイドに戻った感じがした。その気持ちを今でも維持してる。何回かベルリンに来て演奏するうちに、そろそろキャリアについて、決断する時が来たと思ってね。
デトロイドにいるのか、本当にDJになるのか?ロジカルに考えてベルリンに来るのが一番だと思った。どこかヨーロッパにいたいと思ったね。だけどロンドンは高すぎるし、やっぱりベルリンかなって。

  – Lucy
“僕にとって大事だったのは居候なることではなくて貢献者になることだった”


Lucy: 僕は2008年にベルリンに来たよ。実は音楽のために来たんではないんだ。まだ大学のキャリアの途中で、言語学 や認知科学などを勉強するために来た。
初めて来た時は音楽だけでなく、全体的にメトロポリタンなところにとても惹かれたね。

自分のレーベルをオープンする前は、僕はテクノフォーカスではなかった。僕はその辺を点々とし、ベルリンへはパリから来たけど、ここは本当に素晴らしいところだと思った。すべてにおいて少し大変だったけどもね。
パリではとても深くアーティストのコミュニティーに関わっていろいろなアイディアを構築していった。いろんな人々が意見してコミュニティに加わってた。初めはレコードレーベルは頭になかった。でもいつしか、レーベルを立ち上げなくてはと思った。
どこかの都市でとてもアーチストに優しく手助けをするような所。
ベルリンにひっこしして、数カ月して気がついた。ここでレーベルを立ち上げるといいねと。本当に。それでStroboscopicを作ったんだ。1年くらいかかったね。スタッフとか、どうしたらうまくいくとか、どうアレンジするとかまあ、少しづつ始まったね。

Q:ベルリンのほうがテクノのコミュニティが大きかったということかな?それともこちらが簡単にレーベルの立ち上げ出来そうだったということ?

L: そうだね。ベルリンはとても面白いメトロポリタンだ。前はロンドンで、あとはニューヨーク、そしてパリが戻ってきたね。これはスピリットだね。

1都市で大きなコミュニティーがあって、人々が影響しあい、話をする。また、唯我主義者な感じがする。君は本当に人々の中で生活してると思うけど、実際はひとりである。こういうダイナミックなところが、こういう都市をさらに面白くしてると思う。君はいつもシーンの近くにいて、いつでもどこでも参加できる、これはちょっと寄るのとは違うよね。僕にとって大事だったのは居候なることではなくて貢献者になることだったね。これは全体に言えること、音楽だけではないけどね。

Henning Baer:僕は2004年に引っ越してきた。僕はフランクフルトの近く西ドイツから来た。僕はルーシーが行った同じ理由でベルリンに引き付けられたね。まずここに来て、自分で出来ると確信したね。君がレーダーにもなれるし、やりたいことが出来る。僕は友達もいたし、すぐにシーンに溶け込めることができた。すごく心地よく感じたね、誰も知らないベルリンに来てね。

L: 誰にも知られないということは、偽りをなくしていられる。君はいつも守られたマスクをしている、だから何でも言えるのだ。

Q:Lucyがさっき言ったことで、コミュニティーの一員でいること、貢献すること。じゃあ、君たちがベルリンのシーンで今貢献していることをちょっと教えて。

RE: DJセットとプロダクションかな。これがうまく貢献しているといいのだけど。僕は貪欲なレコード購入者だ、そう演奏し続けるね。

HB: これは一部サポーターとして貢献してるって言えるよね。レコードを買うこと、DJすること。僕ははここで、クラブ周りをしていること―まだまだ楽しんでるね。でも、あるポイントで、僕はいっぱいもらったから、ここで何かを返す時かなっと思ったね。こういう気持は大事で、サブカルチャーがうまくいく特徴かな。ギブアンドテイク。

一度ベルリンの壁がくずれたら、本当に多くのの成功するチャンスがあったね。僕の心はまだここにあるーRyan Elliott  


L: 責任感みたいなものかな。ここでみんなが体験するスペシャルな時間、たくさんの人がシーンに貢献したいと思う。
僕のようにそれがレーベルだったり、新しいアプローチだったり、君がやりたいことにいろんな人が助言したり。新しいことをしたい、でも大丈夫、アートとは大きなリサイクル瓶みたいなものだからね。君ができること、新しいこと、新しいやり方で、それとも、自分自身で何かを始めるみたいなね。もしそれがうまくいくと、ほかの人がこれも出来るんでないの?って助言したり。

僕たちが始めた時は、幸運と悪運両方あったね、でも何も無くすものもかった。有名でもなかったし、だれも押さないし、決めつけられないし。
初めはステップバイステップ、数人の友達で初めて、レーベルは大きくなった。とてもうまくいったんだ。もう2013年だけど、ベルリンみたいなところだったら今でも可能だと思うね。他でも出来ると思うけどね。

HB: 僕の質問はこうだったね。なぜベルリンだけ、テクノファンにとってこんなに面白いのか?本当に日曜から月曜までパーティ出来るしね。

RE: 僕もそう思うね。

HB:僕はやっぱり、なぜこんなに人がいるんだってね。みんながシーンに貢献したいから?それとも、何時間もずーっと休みなくパーティできるから?もちろんクラブシーンにとってはこれは大事なことだけど、もちろんレイブだけでなく、貢献するものあるね。バランスだね。みんながDJできたり、レーベルをスタートするわけではないからね。

L: ベルリンでいろんなことがこのテクノシーンに価値を与えていると思う。みんながそのような刺激をシーンに与える。百万の人が訪れる、これは彼らの貢献だね。
時々、ここにいるだけでも貢献していることになるね。

RE: ベルリンの壁がなくなってから20年になるけど、クラブやルールなど、もう既にセットされていた感じだ。ダイナミックはベルリンの形を一層良くしたね。未だにここに素晴らしいシーンがあるね。壁がなくなって西のアーティストたちが空になったビルや大きなチャンスを見つけに東に来た。マインドセットはまだここにきちんとあるね。

L: 同意だ。

HB: ライアンが行ったのはここにはいろんなチャンスと空き地があった。人々はチャンスを見つけ、自分のやりたい事をした。Felix Denk と Sven von Thülen の本が英語になっているかどうか知らないけど、Der Klang der Familieという本がある。僕らにはこれはベルリンのシーンのマニュフェストになっている。誰でも、ここに来る人、パーティだけに来たとしてもこれを読むべきだね。これは本当によく描かれた本でベルリンのクラブシーン、どうしてすべてが発達したのか書かれてて、今のベルリンの成り立ちがよくわかるよ。

Q:君たちはDJでプロデュサー―、レーベルオーナー、パーティプロモーターでA&Rsだけど、ベルリンに住むことになって、どう仕事の面で変わったのか教えてください。

RE: 僕は、デトロイド以外では住んだことがなかった。でもインターネットにしても、メイルにしても、もっとこちらでじゃいろんなことが起きるね。コーナーにあるカフェで偶然人に会ったり、ここにいるだけだけといろいろ事がスムースになった。

L: エネルギーが違うね。

RE: 僕たちはみんなアーティストだからね。今日はレコードを作りたくなり、明日は違う。でもベルリンは毎日インスピレーションをくれるね。道を歩くだけだったり、良いセットを予測しない人から素晴らしいものを聞いたり、とてもよいレコードに巡り合ったり。そういったことがすごいね。
時たま、そういった事はデトロイドでもある、でもいつもではない。ベルリンは特別だね。

L: それはとても興味深いね。全く僕とは逆だね。僕の場合、大きなインスピレーションは逆境に訪れるね。本当に嫌いな音楽を聞いたりね。でも解るね。どこでも刺激を得られる所は本当に効果あるね。

ベルリンは他の都市と違ってクリエイティブライフを営める事業が発達している- Henning Baer

 HB: 気がつかないうちにインスピレーションを与えられる。まあ僕は気がついてインスピレーションされることはないから。。いいものを見つけて、じゃあ今これとこれをなんてね。
でも気がつかないうちに得た影響とか、印象とか、家に帰ってラボやデッキで試したりするね。ベルリンは確かにうまく流れるように出来るチャンスはあるね。その辺をうまく流れる。まあ、当然ながら最後にはきちんと払わないといけないけどね。
でもここで払うのは簡単だよね。

RE: そうだね。

HB:もちろん生活費は上がっている。でもここで、演奏する時にプレッシャーはないね。この社会はそんなプレッシャーがない。でも反対にロンドン、東京、ニューヨークは本当に自分の心に近いことをするのは、支払い面で難しいね。ここでは、たとえばレコード店、カフェ、バーで働き、クレイエイティブライフを営めるしね。これがベルリンが多くの人に引き付けられる理由かな。

Q:じゃあ、この街ははあなた制作活動をプッシュする感じかな?

HB: 僕にとってそうだね。僕たちはとても優れた場所にいるね。週末はここで時間を過ごし、最低でも、4-5つの僕たちの尊敬するアーティストのパーティに行けるし。クリエイティブな熱気が濃く、もっといいものを作るように、いいものをいいものと、背中を押されるね。まあ、いいものの形や、目標は僕にとってないけどね。

RE:僕は押されるというのはネガティブだと思うよ。いわゆる押されるとは、いわゆるモーチベーションだね。

L: 僕の場合、周りにいろんなものがありすぎたら、なんかうまく作り出せないな。僕はきっと、ステップバックが必要だって思うはずだ。そういう時は、みな急ぎすぎているように思う。オッケー、僕には僕のリズムと、時間があるからって、僕はそれをルスペクトしたいね。そうじゃないと、機会みたいにストップのボタンがあって、それを押して、また10時間スタジオにこもって、バーにも一回も行かないとか。
僕たちにはいつもブックイングエージェントがいて、プロモーションをする人がいて、その人が“早くもっと別のものを作って”なんていったりすると、僕はうーん、“僕には時間が必要なんだ!また別の機会にねって”ね。
自然に、フィルターを掛けていく感じがいいね。本当にたくさんのものを急いで、押されて、モーチベーションを得て、なんてしてると僕の求めているものなんて、簡単に失われる。だからたまには後ろに下がる必要が僕には必要だね。

HB: じゃあほかの街ではどうなの??

“すべてのベルリナーはアート的な可能性とクリエティビティはベルリンにとって大事なものだってわかってるよ“- Ryan Elliott

L: 僕もそう思うね。レーベルを経営する、新しい人たちを迎え入れる、まだ知られてない人々、小さな町から来た人などにとって、ここのすべてが経験だね。例えばみんなに聞くね、どこがお気に入りのクラブ?って。かれらは “Berghain”どよと答えるよね 行ったことがあるの?と聞くと、いいえ、まだなんてね。。。。ちょっと面白いよね。嫌味じゃなくてね。魅惑されるね。本当にすごいね。15歳の時にとてもトリッキーなアルバムを聴いていて“Fuck、これが次のステップだなんて僕も言ってたから。

Selected Ambient Worksが僕をエレクトリック音楽に導く手伝いをした。初めて聞いたときの気持をまだ覚えている。あたらしくベルリンに来た人たちが、Berghainが一番好きなクラブだと答えるのに似てるね。その熱狂した気持ちを大事にしたいね。その核心は誰にも触れることができない。もし僕がそれをなくしたら、僕は目的を失うなしね。僕ら全員にいえるけど、あるポイントで僕たちは音楽のビジネスに入ることに決めたんだ。まあこれがナチュラルに来たとしてもね、僕たちはこれを選んだ。
僕たちのライフスタイルは普通のライフスタイルとは平行線をたどっている。少しの所でだけ普通の人々と点でつながっている感じ。

HB:テクノとエレクトリックミュージックはとても強いインダストリーだね。メカニズムとストラクチャーはほかのインダストリーともとてもよく似ていると思うよ。でもほかの社会でもだね。違うサイドでね。だから多くの人が、このライフスタイルで生きていけるんだ。ベルリンはすごく興味深い状況をレーベルに、配給者やレコード店にもたらしている。

RE: 本当にそう思うね。

HB: クラブもね。

L: 僕も同意だね。一個だけ、注意しないといけないのはこれはベルリンの中の話だけだね。このスペシャルな街を少し出ると、この仕事で生きていくのは結構難しいかもね。

HB: そうだよ、それだよ、僕がいいたかったのは。これがベルリンのユニークさだ。これからもずっと音楽(テクノ/エレクトリック)で生活していくのかとか、これを決意することができるところが、ベルリンが多くの人を魅了する大きな要素だと思うね。

 多くの人が来て1年過ごし去っていく- Lucy

L: このシステムに1つだけ、デリケートな部分があるよね。3人で今話しているけど、今僕たちはとてもラッキーなポジションにいるよね。今とても安定していて、たぶんこれからもね。僕たちは決まったアプローチをしてるし、長い経験もあるしね。でもほかの人と一緒に働いていると、勿論君たちも君たちのストラクチャーで働いている、まあ下の人たち。。。。彼らは3か月、6か月、そしていなくなる。ここの街が影響していると思うね。多くが来て、ここに1年住んで、いなくなる。これが必然的なプロセスのように。僕たちが責任をもって、そして注意していかないといけない。アドバンテージをとりすぎないようにね。

HB: なぜ彼らはここに来たのかな。

L: まあエキゾティックな経験のためかな。1年だったらいいね、でも彼らは元の生活に戻るよね。僕のいいたいことわかるかな。それはみんなに当てはまることではない。6カ月はよくあること、9か月も。。。でもその後、たぶん疲れたり、飽きたりして、皆元の生活に戻らなければいけない。
まあそれは長期的な決断でなかったってことだね。

L:そのとうり、エキゾティックとは、経験したいこと、わかるよね。もしそれが君のものでないのなら、まあジャンプして経験してみる、リスクもすべて含んだ意味でね。
それは素晴らしことだし、リフレッシュなエネルギーだ。でも危険もあるね。

2に続く

Friday, September 6, 2013

Marcel Dettmann 待望のデットマンの新しいLPの発売 9月16日です



Source: Juno Plus on 01.08.2013 at 14:42pm



待望のBerghainレジデントのデットマンLPのDettmann II  が、Ostgut Tonから発売されます。

3年前から今まで彼はアルバムをリリースしてませんが、こちらが2番目のアルバムになります。ちなみに彼はこの期間MDR(Marcel Dettman Record)の総監督を務め Ostgut TonからやModeselektorのWeapons から2枚、そしてMusic ManのConducted mix シリーズのミックスで参加したりと大忙しでした。

そしてBleepのテクノセントリックなグリーンシリーズミックスで参加したすぐ後には、Dettmannの次につづくLPニュースは巷に流れだしました。

このLPはシンプルにDettmann IIという名前になりますが、1枚目と同じで ambient soundscapes and minimalist experimental cuts アンビアント、音風景、ミニマリスト、エクスペリメンタル 切るような音 ”。

出来栄えは、全作品以上に全く妥協されることなく作られたダンスフロア―なテクノマテリアルです。

デットマンはまた今回、有名なコラボを実現してます。Emikaは“Seduction”で声を提供し、multi-monikered Rene Pawlowitz とLevon Vincentは“Aim” and “Outback”で作品に加わりました。

Ostgut Ton からDettmann II by Marcel Dettmann 9/16に発売です。




Tracklisting:
  • Arise
    2. Throb
    3. Ductil
    4. Shiver
    5. Lightworks
    6. Soar
    7. Outback
    8. Seduction feat. Emika
    9. Radar
    10. Corridor
    11. Stranger
    12. Aim